由宇クラブ規約

2022年10月1日制定
2023年10月1日改定
2024年10月1日改定
2025年4月1日改定
第1条(名称)
本クラブは「IWAKUNI BASE BALL ACADEMY由宇クラブ」(以下「本クラブ」という)と称する。
第2条(目的)
本クラブは、中学生を対象に軟式野球を通じて、健全な心身の育成とスポーツマンシップの醸成を目的とし、将来にわたって社会で活躍できる人間形成を支援する。
【活動内容・方針】
第3条(活動内容)
・野球技術および体力の向上を図る練習の実施
・各種大会(地域・県・全国規模)への参加
・チームとしての礼儀、マナー、規律の指導
・学業と野球の両立支援
・地域貢献活動やイベントへの参加を通じた社会性の育成
第4条(チーム独自の方針)
1. 学業優先:原則として学校行事および学習活動を優先とし、テスト期間等は練習参加を制限することがある。ただし、テスト期間中に開催される公式戦・招待試合は参加とし各家庭の判断により選手派遣を行う。練習や試合はの参加については各自の判断とする(塾等を考慮)
2. 選択の自由:本クラブは他のクラブチームとの掛け持ち、学校部活動との掛け持ちを許可する。(例:本クラブ+空手道、本クラブ+●●中学校野球部)ただし、学校側にクラブチームとの掛け持ちが可能かを各自で在籍校へ確認すること。全日本軟式野球連盟に加盟する組織の掛け持ちは認めない。ガールズ(女子軟式野球)との掛け持ちの場合は岩国市野球連盟の判断による。
3. 責任感の醸成:用具の管理・準備・後片付け・グラウンド整備等は選手自身が行う。
4. 仲間への敬意:チーム内での暴力・いじめ・差別・排除を一切認めない。
5. SNS・ネット利用ルール:選手は自身のSNS発信に責任を持ち、誹謗中傷や炎上のリスクを防止するため、必要に応じて保護者と連携し指導・制限を行う場合がある。
【活動体制・連携】
第5条(役員体制)
クラブ運営の円滑化を図るため、以下の役員を置く。保護者への負担軽減を目的とし、役員は兼務可能とする。ただし、監督とコーチの兼務は認めない。
・代表(チーム統括責任者)
・副代表(チーム統括補佐)
・事務局(事務的対応全般)
・監督(指導全般)…背番号は30番とする
・ヘッドコーチ(技術指導責任者)…背番号は29番とする
・コーチ(技術指導補佐)…背番号は28番とする
・各種コーチ(投手コーチ、打撃コーチ、走塁コーチ、野手コーチ)
・会計(会費管理)
・広報(SNS・ホームページ更新、活動報告)
※役員は年度初めの保護者会にて決定・承認するものとする。
第6条(連絡手段)
1. 連絡は原則としてLINEグループにて行う。
2. 緊急時や重要連絡は、保護者宛に個別連絡を行う場合がある。
3. 欠席・遅刻・早退などは事前練習計画に登録するか、事前に連絡すること。
【部員・費用・その他】
第7条(部員資格)
1. 中学生であること(男子・女子問わず)または、スポーツ少年団を卒団している6年生の入部を認める。
2. 本クラブの目的・方針に賛同し、保護者の同意を得ていること
3. 面談および体験練習・見学を経て、指導者が適正と認めた者
第8条(入退会)
1. 入部には、本クラブで活動したいという主体的な意思があること。
2. 部活動地域移行に伴い、子どもたちの選択の自由を尊重し平日練習のみ参加とする入部も許可する。 
3. 入部は、本クラブのホームページ上の入部届フォームから必要事項を提出し、保護者の同意を得るものとする。入部を許可された選手は全日本軟式野球連盟およびコントレイルリーグへの選手登録を行う。
4. 退部は、保護者からの書面または口頭での事前連絡により役員合意のもと可能とする。
5. 著しいマナー違反や協調性に欠ける行為が認められた場合は、役員による協議の上、処分を勧告する場合がある。
第9条(費用)
・入会金:不要
・部費:5,000円/3カ月(練習道具、施設使用料)
・ゆうスポーツクラブ会員費:1,900円(スポーツ保険年間料含む)
・ユニフォーム・個人用具等は自己負担
※3年生引退後(9月末)、会計報告とともに前期の収支を基に新年度の部費を決定する
※部費は原則として第4四半期末月に納入(例:4月~6月分は6月に集金)
※事情がある場合は相談可
第10条(保険)
全選手および指導者(代表・監督・コーチ)はスポーツ保険に加入し、練習・試合中の事故・怪我に備えるものとする。
第11条(遠征について)
1. チーム強化および選手の経験向上を目的として、県外・市外への遠征を実施する場合がある。
2. 遠征にかかる交通費・宿泊費・食費等は、原則として選手個人の実費負担とする。ただし、クラブが一部補助またはスポンサー支援を行う場合もある。
3. 遠征の際は、安全管理の観点から、スタッフおよび保護者帯同者を配置し、選手の行動・健康管理に配慮する。
4. 宿泊を伴う遠征では、保護者への事前説明会を実施し、同意を得たうえで参加を決定する。
5. 夜間の外出・買い物・飲食等の行動には制限を設け、チームとしての秩序を保つ。
6. 遠征中に発生したトラブルや事故については、指導者の判断を優先とし、保護者へ速やかに報告するものとする。
第12条(配車・送迎について)
1. 練習試合や遠征、大会参加等において、公共交通機関の利用が難しい場合は、選手の安全を第一に考えた上で車両配車にて送迎を行う。
2. 配車協力が困難な場合は事前に申し出ることとし、他保護者との調整を行う。
3. 安全面確保のため、シートベルトの徹底など法令に基づいた運転を行うこと。
4. 事故やトラブル防止のため、任意保険(対人・対物無制限等)への加入を推奨する。
第13条(ナイター練習)
1. 季節・日照時間や施設の空き状況等を考慮し、グラウンドや体育館にて実施する場合がある。
2. 実施にあたっては、事前に保護者へ通知し、参加の可否を確認する。
3. 照明設備の整ったグラウンドまたは室内練習場を使用する。
4. 帰宅時間が遅くなるため、原則として保護者による送迎をお願いする。
5. 学校の宿題や家庭の事情を優先した上での参加とし、無理な出席を強要しない。
6. 翌日の学校生活に支障が出ないよう、練習時間・強度を調整する。
第14条(臨時集金)
1. 通常の会費とは別に、大会参加費、遠征費、記念品購入費、イベント開催費等、特別な事情により臨時で費用が発生する場合は、臨時集金を行うことがある。
2. 臨時集金を行う際は、事前に目的・金額・使用内容・納入方法を明示し、保護者へ文書または連絡ツール等で通知する。
3. 原則として、保護者の同意を得たうえで集金を実施する。
4. 集金後の収支については、代表・会計が管理し、必要に応じて報告・公開する。
5. 集金は公平性・透明性を保ち、無理のない金額・頻度を原則とする。
第15条(処分規程)
1. 本クラブは、以下のいずれかに該当する行為が確認された場合、本人および保護者への説明を行ったうえで、必要に応じて注意・指導・謹慎・退部勧告等の処分を行うことができる。
 (1)暴力、暴言、いじめ、差別行為
 (2)無断での長期欠席または連絡のない欠席の繰り返し
 (3)SNS等における不適切な言動や本クラブの名誉を傷つける行為
 (4)指導者の注意に対する重大な反抗、本クラブの秩序を著しく乱す行為
2. 処分の決定は、役員による協議をもとに行い、必要に応じて保護者会へ報告する。
3. 処分を行う際は、原則として本人および保護者に対し、処分の理由と内容を明示し、説明責任を果たすものとする。
4. 軽微な違反については指導や注意を基本とし、本人の反省や改善を第一に考慮する。

第16条(個人情報の取扱い)
選手および保護者の個人情報は、クラブ運営・大会申込および安全管理目的のみに使用し、外部に無断提供しない。
第17条(規約の改定)
本規約は必要に応じて、役員および保護者会の協議を経て改定することができる。